2011年9月1日木曜日

夏休みの宿題


9月4日に行われる「日本菓業振興会大講習会」で展示する作品が出来ました。
すべて和菓子の材料で出来ています。
葉っぱは雲平、枝は餡平、幹はぬくめプラス雲平
鉢はぬくめ細工、土と苔は落雁
(専門用語で失礼!)
毎年工芸菓子を作っています。今年の作品は「紅葉」
ちなみに去年の作品も紅葉の盆栽でした。

これが昨年の作品
葉っぱは小さいし、デザインは単調でおもしろみが無く
枝ぶりもカンヌキになっていて納得いかなかったのです。
これだけ見るといい出来かも知れませんが
今年の作品と比べると差が出ていると思います。

壊れずに運び終わったら我孫子店に飾りますのでぜひ見に来て下さい。



2011年8月28日日曜日

和菓子講習会のご案内

私の所属する和菓子研究団体「日本菓業振興会」では9月4日(日)に大講習会を開催いたします。
講師は、くらづくり本舗の紺野浩康氏(本会役員)と
大阪「梅月堂」の前田秀彦氏をお呼びしました。
両氏とも繁盛店の先生です。

講習内容は紺野氏は売れ筋ギフト商品として
「秋便り」「濃厚レアチーズ」「まかろんぽてと」
前田氏は自家製素材を使った創作品として
「栗むしきんつば」「紅玉りんご餡ケーキ」「巨峰の寒天ゼリー」
「お豆腐プリン」「胡麻豆腐」

今回の講習品は即実売できる品物となっているようです。
毎年、東北地方の受講者も多く、今年は復興の支援をふくめて業界を盛り上げられればとスタッフ一同はりきっています。

恒例の役員展示コーナーも上生菓子から工芸菓子まで力作を展示するとともに
関連業者のサンプルなどの展示もございます。
当日券もございますので、ふるってご参加ください。

2011年8月19日金曜日

Jessie Jっていいね!

ひさびさのブログ更新が音楽ネタ。
最近、フェイスブックの方に凝っていてブログを忘れていました。

このアルバムが今マイブームです。
知らない人に説明するとレディーガガみたいな感じです。
一曲一曲がそれぞれ個性的で聞いていて飽きません。
普段、家では聴く時間がないので配達の車の中で大音量で聴いています。


2011年7月15日金曜日

ケーキの形をした和菓子

誕生日ケーキのようにと依頼を受けました。

ウチの煉切あんは無漂白なので真っ白にならないため
生クリームの色を出すために雪平という求肥生地で作りました。
中は栗入り白あんです。
イチゴの中にはこしあんを包みました。

くーまん

特注品ねりきり製です
中にはこしあんが入っています。

東芝の携帯電話の待ち受けキャラだそうで
やっぱり目の位置が一番気をつかいました。

2011年7月3日日曜日

煉切製「鯛」


煉切で作りました。
こしあん入の1100gの大物です。

50年前の木型があったので、福一では多分40年ぶりのお菓子です。
色は吹きつけでなく貼りぼかしで、高度な技術がいります
寒天をぬって生々しさをだしました。

人形は顔が命と言いますが
生き物のお菓子は目が命です。


2011年6月25日土曜日

里のつつじ

里のつつじをリニューアルしました。
どこが新しくなったのかというと
まず、パッケージが可愛くなりました。
そして、味の方ですがいままでは青い小桃が入っていましたが
新・里のつつじは梅の実が一粒入っています。

梅の実がまるごと入っているので種にご注意下さい。

梅の実を黄身あんで包み、焼き上げて
ちょっぴりブランデーをしみ込ませた
新感覚の和菓子です

我孫子市の花「つつじ」をイメージした福一オリジナルです。