誕生餅のいわれは地方によって様々です。九州の方では餅を踏ませて一生(一升)食べ物に困らないようにと願う行事のようです。
私の地方では下記のような親心から餅を背負わせるようです。
生まれて初めての誕生日。
この一歳の誕生日には「誕生餅」とか「力餅」と称される祝い餅があります。
ちょうどお米一升で作るため、「一升餅」とも言われます。
このお餅を赤ちゃんに背負わす理由は、早くに歩いてしまうと独り立ちが早くて、大きくなってから遠くへ行ってしまうと言われていているので、餅を背負わせて遠くへ行かないように、いつまでも親のそばにいて欲しい。
そして、一生(一升)食べ物に困らないようにという親心からです。
だから、赤ちゃんが背負えなくて泣いたり愚図ったりして良いのです。
背負えないことを楽しむ行事ですから。
一生に一度の初誕生祝いの行事ですから、昔ながらの誕生餅でお祝いしましょう。
(微笑庵ホームページを参考にさせていただきました。宮澤くんすみません。)
よく、お客様から「背負ったときにバランスを取りやすいように二つに分けてくれ」とご注文を受けますが、いわれを説明してご理解していただいています。
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